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平成14年第24回定例会(第5号 9月24日)

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  1. 延岡市議会 2002-09-24
    平成14年第24回定例会(第5号 9月24日)


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    平成14年第24回定例会(第5号 9月24日) 議  事  日  程 ( 第 五 号 ) 第二十四回延岡市議会定例会)第二十二日 平成十四年九月二十四日(木)午前十時開議   第二十二日(平成十四年九月二十四日)  議事日程  本日の会議に付した事件  出席議員  欠席議員  説明のための出席者  事務局職員出席者  開  議  意見書第三六号(九州横断自動車道延岡線早期整備を求める意見書(案))   提案理由の説明(山田良市君)   質  疑   委員会付託省略   討  論
      採  決  議案第四二号(教育委員会委員の選任)   提案理由の説明(市長)   質  疑   委員会付託省略…   討  論   採  決  議案第四三号(公平委員会委員の選任)   提案理由の説明(市長)   質  疑   委員会付託省略   討  論   採  決  議案第二八号(平成十四年度延岡市一般会計補正予算)ほか四件   予算審査特別委員会委員長小川善太郎君)報告   質  疑   討  論   採  決  議案第三三号(延岡市法定外公共物管理条例の制定)ほか二件   総務財政委員会委員長熊本貞司君)報告   質  疑   討  論   採  決  議案第三五号(延岡市準用河川占用料等徴収条例の制定)ほか三件   都市建設委員会委員長佐藤正人君)報告   質  疑   討  論   採  決  議案第三六号(延岡市国民健康保険税条例の一部改正)ほか一件   経済環境委員会委員長湯浅啓祐君)報告   質  疑   討  論   採  決  報告第三号(延岡市土地開発公社経営状況報告)ほか六件   報  告(市長)   質  疑  意見書第三七号 地方税源充実確保に関する意見書(案)ほか一件  提案理由の説明(山田良市君)   質  疑   委員会付託省略   討  論   採  決  請願及び陳情の処理  閉  会  意見書等一覧 議事日程 第一   意見書第三六号 九州横断自動車道延岡線早期整備を求める意見書(案) 第二   議案第四二号  教育委員会委員の選任 第三   議案第四三号  公平委員会委員の選任 第四  1 議案第二八号  平成十四年度延岡市一般会計補正予算     2 議案第二九号  平成十四年度延岡市国民健康保険特別会計補正予算     3 議案第三〇号  平成十四年度延岡市下水道事業特別会計補正予算     4 議案第三一号  平成十四年度延岡市老人保健特別会計補正予算     5 議案第三二号  平成十四年度延岡市農業集落排水事業特別会計補正予算                 (予算審査特別委員会) 第五  1 議案第三三号  延岡市法定外公共物管理条例の制定     2 議案第三四号  延岡市火災予防条例の一部改正     3 議案第四一号  専決処分の承認(延岡市税条例の一部改正)                 (総務財政委員会) 第六  1 議案第三五号  延岡市準用河川占用料等徴収条例の制定     2 議案第三八号  工事請負契約の締結(出北第一汚水幹線工事)     3 議案第三九号  工事請負契約の締結(大武汚水幹線工事)     4 議案第四〇号  町の区域の変更                  (都市建設委員会) 第七  1 議案第三六号  延岡市国民健康保険条例の一部改正     2 議案第三七号  延岡市国民年金印紙購入基金条例の廃止                  (経済環境委員会) 第八  1 報告第三号   延岡市土地開発公社経営状況報告     2 報告第四号   財団法人延岡総合文化センター経営状況報告     3 報告第五号   財団法人延岡高齢者福祉協会経営状況報告     4 報告第六号   株式会社ヘルストピア延岡経営状況報告     5 報告第七号   有限会社延岡地区有機肥料センター経営状況報告     6 報告第八号   有限会社延岡リサイクルプラザゲン丸館経営状況報告     7 報告第九号   専決処分の報告 第九  1 意見書第三七号 地方税源充実確保に関する意見書(案)     2 意見書第三八号 「義務教育費国庫負担制度」の堅持に関する意見書(案) 第十   請願及び陳情の処理 ◎午前十時零分 開議 ○議長(戸田行徳君)  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしております日程表のとおりであります。 ―――――――――――――――――― 〇 ―――――――――――――――――― ◎日程第一 意見書第三六号 九州横断自動車道延岡線早期整備を求める意見書(案) ○議長(戸田行徳君)  日程第一 意見書第三六号九州横断自動車道延岡線早期整備を求める意見書(案)を議題といたします。  提出者の提案理由の説明を求めます。
    〔一一番(山田良市君)登壇〕 ○一一番(山田良市君)  ただいま議題となっております意見書第三六号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  最近の道路整備を取り巻く環境は極めて厳しい状況にあり、現在、高速道路を整備している日本道路公団について、政府の道路関係公団民営化推進委員会において、組織のあり方や、採算性の確保など、今後の高速道路整備の再検討が論議されています。また、今期定例会一般質問においても、この論議に反対する立場から多くの議論がなされたところでもあります。国土の均衡ある発展のためにはぜひとも高速道路は必要であります。採算性や効率性のみによって地方の道路整備が不要であるかのような議論は地方の実情を全く理解しない暴論であり、認めるわけにはいきません。  九州横断自動車道早期整備九州中部地域の物流、経済活動を飛躍的に向上させ、ひいては九州の一体的発展に大いに貢献するものであります。  よって、沿線住民百万人の九州横断自動車道早期整備に対する永年の願いを国に強く要望するものであります。  以上、意見書の案文及び送付先につきましては、お手元に配付しておりますとおりでございます。よろしく御審議の上、御賛同いただきますようお願いいたします。 (降壇) ○議長(戸田行徳君)  これより質疑に入ります。御質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸田行徳君)  御質疑なしと認めます。質疑を終わります。  お諮りいたします。  この際、本案については委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸田行徳君)  御異議なしと認めます。よって、本案については委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸田行徳君)  討論なしと認めます。討論を終わります。  これより意見書第三六号九州横断自動車道延岡線早期整備を求める意見書(案)を採決いたします。  本案は、原案のとおり決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸田行徳君)  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。  なお、日程第十の請願及び陳情の処理のうち、陳情第三五号九州横断自動車道延岡線早期整備に係る意見書の提出については、ただいま同一趣旨の意見書が可決されましたので、本陳情については採択されたものと決定いたします。 ―――――――――――――――――― 〇 ―――――――――――――――――― ◎日程第二 議案第四二号 教育委員会委員の選任 ○議長(戸田行徳君)  日程第二 議案第四二号教育委員会委員の選任を議題といたします。  当局の提案理由の説明を求めます。 〔市長(櫻井哲雄君)登壇〕 ○市長(櫻井哲雄君)  ただいま議題となりました議案について御説明いたします。  議案第四二号は、教育委員会委員の選任であります。  本案は、教育委員会委員甲斐晃一氏が本年十一月十七日をもって任期満了となりますので、引き続き同氏を選任しようとするものであります。  甲斐氏は、昭和八年五月七日生まれの六十九歳であります。昭和三十五年早稲田大学法学部を卒業後、教職につかれ、高鍋農業高等学校を初めとして、延岡商業高等学校延岡高等学校等に勤められた後、平成元年からは延岡第二高等学校教頭、平成四年からは同校校長を歴任され、平成六年三月に退職されております。  教育委員会委員としては、平成六年から二期お務めいただいているところであります。人格、識見とも教育委員会委員として適任であると考えますので、選任に御同意いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 (降壇) ○議長(戸田行徳君)  これより質疑に入ります。御質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸田行徳君)  御質疑なしと認めます。質疑を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第四二号については、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸田行徳君)  御異議なしと認めます。よって、議案第四二号については、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸田行徳君)  討論なしと認めます。討論を終わります。  これより議案第四二号教育委員会委員の選任を採決いたします。  本案は、原案のとおり選任に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸田行徳君)  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり選任に同意することに決定いたしました。 ―――――――――――――――――― 〇 ―――――――――――――――――― ◎日程第三 議案第四三号 公平委員会委員の選任 ○議長(戸田行徳君)  日程第三 議案第四三号公平委員会委員の選任を議題といたします。  当局の提案理由の説明を求めます。 〔市長(櫻井哲雄君)登壇〕 ○市長(櫻井哲雄君)  ただいま議題となりました議案について御説明いたします。  議案第四三号は、公平委員会委員の選任であります。  本案は、公平委員会委員三浦鶴美氏が本年十一月十七日をもって任期満了となりますので、引き続き同氏を選任しようとするものであります。  三浦氏は、昭和十二年一月十日生まれの六十五歳であります。宮崎県立延岡向洋高等学校卒業後、昭和三十二年延岡市役所に入所され、下水道課長等を歴任の後、平成九年三月水道局長を最後に退職されております。  公平委員会委員としては、平成十年から一期務められ、平成十二年五月から同委員長に御就任いただいております。人格、識見とも公平委員会委員として適任であると考えますので、選任に御同意いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 (降壇) ○議長(戸田行徳君)  これより質疑に入ります。御質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸田行徳君)  御質疑なしと認めます。質疑を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第四三号については、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸田行徳君)  御異議なしと認めます。よって、議案第四三号については、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸田行徳君)  討論なしと認めます。討論を終わります。  これより議案第四三号公平委員会委員の選任を採決いたします。  本案は、原案のとおり選任に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸田行徳君)  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり選任に同意することに決定いたしました。 ―――――――――――――――――― 〇 ―――――――――――――――――― ◎日程第四 1議案第二八号 平成十四年度延岡市一般会計補正予算       2議案第二九号 平成十四年度延岡市国民健康保険特別会計補正予算       3議案第三〇号 平成十四年度延岡市下水道事業特別会計補正予算       4議案第三一号 平成十四年度延岡市老人保健特別会計補正予算       5議案第三二号 平成十四年度延岡市農業集落排水事業特別会計補正予算 ○議長(戸田行徳君)  日程第四 議案第二八号平成十四年度延岡市一般会計補正予算外四件を一括議題といたします。  予算審査特別委員会委員長の審査結果の報告を求めます。 〔予算審査特別委員会委員長小川善太郎君)登壇〕 ○予算審査特別委員会委員長小川善太郎君)  予算審査特別委員会における審査の経過並びに結果について御報告を申し上げます。  今期定例会において、本特別委員会に付託されました案件は、ただいま議題となっております議案第二八号平成十四年度延岡市一般会計補正予算及び議案第二九号平成十四年度延岡市国民健康保険特別会計補正予算から、議案第三二号平成十四年度延岡市農業集落排水事業特別会計補正予算までの各特別会計四件の合計五件となっており、議長を除く全議員で構成する予算審査特別委員会を設置し、これに審査を付託されたのであります。  委員会といたしましては、九月十三日に委員会を開き、市長を初め関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  これより審査の経過を簡単に御報告申し上げます。  今回の補正は、補助事業の内示に伴う事業費の調整、並びに事務事業で緊急を要する経費などについての予算を計上し、また、債務負担行為及び地方債の補正をあわせて計上するものであります。  まず、議案第二八号平成十四年度延岡市一般会計補正予算でありますが、本案は、土地区画整理事業街路事業などの補助認証の調整を行うほか、企業の業績低迷などにより前年度に中間納付された法人市民税の還付が増加したことに伴い、市税還付金追加計上などを行い、その補正財源として、地方交付税国庫支出金県支出金財産収入を計上いたしております。  審査の過程で、まず、委員より「歳出の中の市税還付金及び加算金四千八百万円に関して、当初予算計上時の積算状況経済情勢の背景について」の質疑がなされ、当局より「今年度当初予算編成に当たっては、景気動向に加え市内の大手企業約十社の決算予測調査を行い計上している。しかしながら、今回は、昭和五十六年の第二次オイルショックを機に一億三千四百万円の還付金が出て以来、およそ二十年ぶりの事態であり、大手企業業績悪化に伴う還付金額が予想を大幅に上回ったものである」との説明があったのであります。ここで委員より「平成十五年度予算編成に際しては、法人市民税の減収を見越した的確な予算計上に努めていただきたい」との要望がなされました。  次に、委員より「歳入に関して、群馬県太田市のように公募地方債を行う考えはないか」との質疑に対し、市長より「これは住民参加型ミニ市場公募債という名称で、住民の行政への参加意識の高揚が図られることに利点がある。この発行に際しては金利の問題があるが、県との協議も必要で、今後検討していきたい」との答弁がなされたのであります。  また、委員より「街路事業に関して、本小路通線における電線地中化の経緯」についての質疑がなされ、当局より「当初は電線共同溝方式による完全地中化を考えていたが、沿線の電力需要が少ないことから、電線管理者の合意が得られず、一部を裏配線や街路灯を利用するなどのソフト地中化の検討を行ってきた。しかし、今年度になって地域活性化事業債が適用できるようになり、また、地中化工事において一部街路灯を利用した整備の内容であっても、まちづくり総合支援事業として採択されることになったことから、今回地中化に向けての委託費を計上したものである。今年度は、車道の舗装を行い、今後、できる限り景観に配慮した整備に取り組んでいきたい」との説明がなされたのであります。  さらに、委員より「火葬場の補修事業について、その内容と建てかえとの関連はどうか」との質疑に対し、当局より「今回の補修は、五炉のうち一炉の再燃炉の鉄板部分に穴があいており、そこにセラミックをかぶせ応急処置をしているが、これが限界に達しているため早急に整備を行うものである。また、建てかえについては、現在、火葬場調査研究会を設置し調査研究を行っているところであり、この中で今後の方向性を見きわめていきたい」との答弁があったのであります。  以上のような質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第二九号平成十四年度延岡市国民健康保険特別会計補正予算につきましては、平成十三年度の退職者医療に係る療養給付費の確定に伴い、支払い基金への償還金を計上し、その財源として繰越金を同額計上するものであります。  次に、議案第三〇号平成十四年度延岡市下水道事業特別会計補正予算は、公共下水道事業補助認証に伴い事業費を調整するもので、補助事業費を八千二百八十万円追加し、単独事業費を同額減額するものであります。
     次に、議案第三一号平成十四年度延岡市老人保健特別会計補正予算につきましては、老人保健法の改正に伴い、必要な事務経費を追加し、その財源として繰入金を計上するものであります。  次に、議案第三二号平成十四年度延岡市農業集落排水事業特別会計補正予算は、歳出予算の組み替えを行うもので、熊野江地区農業集落排水事業について委託料一千万円を工事請負費に組み替えるものであります。  議案第二九号から議案第三二号までの各特別会計四件につきましても、採決の結果、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、簡単でございますが、予算審査特別審査委員会の審査結果の御報告といたします。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 (降壇) ○議長(戸田行徳君)  ただいまの委員長報告について質疑に入ります。御質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸田行徳君)  御質疑なしと認めます。質疑を終わります。  これより一括討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸田行徳君)  討論なしと認めます。討論を終わります。  これより議案第二八号平成十四年度延岡市一般会計補正予算から議案第三二号平成十四年度延岡市農業集落排水事業特別会計補正予算までの五件を一括採決いたします。  本五件に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。本五件は、委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸田行徳君)  御異議なしと認めます。よって、本五件は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――― 〇 ―――――――――――――――――― ◎日程第五 1議案第三三号 延岡市法定外公共物管理条例の制定       2議案第三四号 延岡市火災予防条例の一部改正       3議案第四一号 専決処分の承認(延岡市税条例の一部改正) ○議長(戸田行徳君)  日程第五 議案第三三号延岡法定外公共物管理条例の制定外二件を一括議題といたします。  総務財政委員会委員長の審査結果の報告を求めます。 〔総務財政委員会委員長熊本貞司君)登壇〕 ○総務財政委員会委員長熊本貞司君)  総務財政委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  今期定例会において、本委員会に付託されました案件は、ただいま議題となっております議案第三三号延岡法定外公共物管理条例の制定外二件の合計三件であります。  委員会といたしましては、九月十七日に委員会を開き、関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも原案どおり可決並びに承認すべきものと決定いたしました。  これより審査の経過を簡単に御報告申し上げます。  まず、議案第三三号は、延岡市法定外公共物管理条例の制定であります。  本案は、地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律に基づき、法定外公共物に係る国有財産が市へ譲与されることに伴い、譲与を受ける財産について、公共物として適正な利用、正常な機能の維持、適正な管理を行うため、一般財産とは別に管理条例を定めるものであります。  審査の中で、委員より「譲与を受けることにより、維持管理の問題も生じてくるが、市としてのメリットはあるのか」との質疑がなされ、当局より「まず、里道、水路など法定外公共物の所在が明らかになり、管理権限が明確になる。また、面整備についても、市が事業を行う場合、国の承認が不要となり、事業がスムーズに進むというメリットがある。さらに相談窓口が一本化され、事務の簡略化とともに行政サービスの向上が図られる」との説明があったのであります。  また、委員より「里道、水路については、個人の私有財産として払い下げてほしいという要望もあり、今後どう対処していくのか」との質疑がなされ、当局より「里道、水路については、原則としては、その機能があるところを譲与してもらうことになるが、民有地の中に水路などがある場合も考えられるので、慎重に検討して該当者には相談に応じていきたい」との答弁があったのであります。  以上のような質疑応答を踏まえ、本件につきましては、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第三四号は、延岡市火災予防条例の一部改正であります。  本案は、消防法の改正に伴い、火を使用する設備や器具の使用に際し、火災発生のおそれのある設備の位置、構造及び管理、並びに器具の取り扱いに関し、火災の予防のために必要な事項について条例で定めるほか、所要の改正を行うものであります。  審査の中で、委員より「今回、指定数量未満危険物等の貯蔵などに関する罰則規定が改正され、罰金額が引き上げられているが、罰則規定はどういった場合に適用されるのか」との質疑がなされ、当局より「無届けや周囲の構造、材料などの規定に違反した場合に適用される」との答弁があったのであります。  また、委員より「今回の改正により、時間的な制限や通告なしの査察が許可されているが、従来と検査の方法等は変わってくるのか」との質疑がなされ、当局より「従来と検査の方法は変わらないが、場合によっては抜き打ちで検査を行うことも想定している」との説明があったのであります。  次に、議案第四一号は、専決処分の承認であります。  本案は、地方税法が改正されたことに伴い、延岡市税条例の改正が必要となったため、地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき、専決処分をし、その承認を求めるものであります。その改正の主なものは、法人税における連結納税制度の創設に伴い、連結納税の承認を受けた法人に課する法人市民税について、従前どおり単体法人納税単位とする地方税法の改正が行われたことに伴い、延岡市税条例の一部改正が必要となったものであります。  審査の中で、委員より「市民税には影響ないということであるが、今回の連結納税制度の創設に伴い、申告や納税の方法等は変わるのか」との質疑がなされ、当局より「今まで連結決算は認められていたが、納税の段階では、国、県、市ともに個別に申告して納税するシステムになっていた。今回の連結納税制度は、国税に関しては連結で納税してもいいということである。県、市の法人税については、申告、納税方法ともに従来どおりであり、法人市民税への影響はほとんどない」との説明があったのであります。  以上のような質疑応答を踏まえ、本件につきましても、採決の結果、全員異議なく原案のとおり承認すべきものと決定いたしました。  以上、簡単ですが、総務財政委員会の審査結果の御報告といたします。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 (降壇) ○議長(戸田行徳君)  ただいまの委員長報告について質疑に入ります。御質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸田行徳君)  御質疑なしと認めます。質疑を終わります。  これより一括討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸田行徳君)  討論なしと認めます。討論を終わります。  これよりまず、議案第三三号延岡法定外公共物管理条例の制定及び議案第三四号延岡火災予防条例の一部改正の二件を一括採決いたします。  本二件に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。本二件は委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸田行徳君)  御異議なしと認めます。よって、本二件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第四一号専決処分の承認を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は承認であります。本案は委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸田行徳君)  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。 ―――――――――――――――――― 〇 ―――――――――――――――――― ◎日程第六 1議案第三五号 延岡市準用河川占用料等徴収条例の制定       2議案第三八号 工事請負契約の締結(出北第一汚水幹線工事)       3議案第三九号 工事請負契約の締結(大武汚水幹線工事)       4議案第四〇号 町の区域の変更 ○議長(戸田行徳君)  日程第六 議案第三五号延岡準用河川占用料等徴収条例の制定外三件を一括議題といたします。  都市建設委員会委員長の審査結果の報告を求めます。 〔都市建設委員会委員長佐藤正人君)登壇〕 ○都市建設委員会委員長佐藤正人君)  都市建設委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  今期定例会において、本委員会に付託されました案件は、ただいま議題となっております議案第三五号延岡準用河川占用料等徴収条例の制定外三件であります。  委員会といたしましては、九月十七日に現地視察を行った後、関係部課長の出席を求め、委員会を開き、慎重に審査いたしました結果、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  これより審査の経過を簡単に御報告申し上げます。  まず、議案第三五号は、延岡市準用河川占用料等徴収条例の制定であります。  本案は、準用河川として指定している河川区域内の土地の占用や、土砂等の採取の許可に伴う占用料等の徴収について必要な事項を定めるものであります。  委員より「十月一日から施行されるが、適用される事例は予想されるのか」との質疑がなされ、当局より「今のところ、予想されるのは一例のみで、今後も予想はされにくい」との説明があったのであります。  これらの質疑応答を踏まえ、本案につきましては、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第三八号は、出北第一汚水幹線工事の請負契約の締結であります。  この工事は、下水道事業の面整備の進捗に伴い、今後の汚水量の増加に対応するため、追加汚水管の布設を行うものであります。この工事請負契約につきましては、八社による指名競争入札を行いました結果、上田工業株式会社が落札しましたので、一億二千九百八十八万五千円で同社と契約を締結するものであります。  本案につきましては、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第三九号は、大武汚水幹線工事の請負契約の締結であります。  この工事は、下水道事業の面整備の進捗に伴い、東海地区の汚水を大武中継ポンプ場から妙田下水処理場へ圧送するため、汚水管の布設を行うものであります。この工事請負契約につきましては、八建設工事共同企業体による指名競争入札を行いました結果、西松・八紘・川野建設工事共同企業体が落札しましたので、十二億一千二百七十五万円で同企業体と契約を締結するものであります。  委員より「川底を一キロメートル以上も掘削するわけであるが、出てきた土砂はどうするのか」との質疑がなされ、当局より「川底なので、ほとんど砂であることが予想される。リサイクルという観点から、ストックして、他の工事等に使えるようにしたい」との説明がなされたのであります。  これらの質疑応答を踏まえ、本案につきましては、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  最後に、議案第四〇号は、町の区域の変更であります。  本案は、構口町二丁目の区域内において、浜町が混在する箇所が存在するため、地方自治法第二百六十条第一項の規定に基づき、町の区域の変更を行い、構口町二丁目と浜町との明確な町界を設定するものであります。  本案につきましては、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、都市建設委員会の審査結果の御報告といたします。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 (降壇) ○議長(戸田行徳君)  ただいまの委員長報告について質疑に入ります。御質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸田行徳君)  御質疑なしと認めます。質疑を終わります。  これより一括討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸田行徳君)  討論なしと認めます。討論を終わります。  これより議案第三五号延岡準用河川占用料等徴収条例の制定、議案第三八号工事請負契約の締結、議案第三九号工事請負契約の締結及び議案第四〇号町の区域の変更の合計四件を一括採決いたします。  本四件に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。  本四件は委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸田行徳君)  御異議なしと認めます。よって、本四件は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――
    ◎日程第七 1議案第三六号 延岡市国民健康保険条例の一部改正       2議案第三七号 延岡市国民年金印紙購入基金条例の廃止 ○議長(戸田行徳君)  日程第七 議案第三六号延岡国民健康保険条例の一部改正外一件を一括議題といたします。  経済環境委員会委員長の審査結果の報告を求めます。 〔経済環境委員会委員長湯浅啓祐君)登壇〕 ○経済環境委員会委員長湯浅啓祐君)  経済環境委員会における審査結果について御報告申し上げます。  今期定例会において、本委員会に付託されました案件は、議案第三六号延岡国民健康保険条例の一部改正外一件であります。  本委員会といたしましては、九月十八日に委員会を開き、関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  これより審査の経過を簡単に御報告申し上げます。  まず、議案第三六号は、延岡市国民健康保険条例の一部改正であります。  本案は、本年十月から、医療費の一部負担金の変更及び老人保健制度適用年齢の引き上げを盛り込んだ国民健康保険法の改正が行われることに伴い、条例の一部を改正するものであります。  審査において、委員より「これまでの老人保健制度との違いは何か」との質疑がなされ、当局より「現在、老人保健制度が適用されている方々については変更ない。本年十月一日以降、七十歳になる方については、七十五歳まで国保適用となり、負担割合は原則一割で、一定所得以上の方(単独世帯で年収約四百五十万円以上、夫婦二人世帯で年収約六百三十七万円以上)の場合は二割となる。この負担割合は七十五歳以上に適用される老人保健についても同様となっている。今回の改正の目的は、我が国の医療費に占める老人医療費の割合が、将来、大幅に増加していくことが予測されている関係などから、国保を初め、社会保険、組合健保などからの老人保健に対する拠出金の負担を軽減し、各保険者の財政運営を円滑にしていくためと考える」との答弁があったのであります。  次に、委員より「高齢者の場合、年金収入がほとんどであり、今回のような改正は非常に不安を伴うのではないか。こういった高齢者などの立場をどういう形で国、県に対し反映させているのか」との質疑がなされ、当局より「県の国保連合会などの場で各市町村の保険者の意見を取りまとめ、その後、厚生労働省に陳情するなどして対応している」との答弁があったのであります。  これらの質疑応答を踏まえ、討論を行った後、採決の結果、本案につきましては、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第三七号は、延岡市国民年金印紙購入基金条例の廃止であります。  本案は、国民年金法の改正により、これまで市町村で処理していた国民年金保険料の収納に関する事務が、本年四月から国に移管されたことに伴い、条例を廃止するものであります。  審査において、委員より「国民年金に関する市としての業務については、今後どういったものが残るのか」との質疑がなされ、当局より「今回の改正では、従来市町村が行ってきた事務の一部が国の直接執行事務となるため、納付書の未着・返戻などに係る調査や、資格取得時における納付の特例、口座振替の推進、相談、広報業務などはこれまでどおり市の業務として残ることになる」との答弁があったのであります。  これらの質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、経済環境委員会における審査結果の御報告といたします。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 (降壇) ○議長(戸田行徳君)  ただいまの委員長報告について質疑に入ります。御質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸田行徳君)  御質疑なしと認めます。質疑を終わります。  これより一括討論に入ります。  通告がありますので、一〇番 黒田忠巳議員の発言を許可いたします。 〔一〇番(黒田忠巳君)登壇〕 ○一〇番(黒田忠巳君)  議案第三六号延岡国民健康保険条例の一部改正について反対の立場から討論を行います。  今まで、七十歳以上の高齢者は、外来診療の場合一回五百三十円、入院治療の場合一日一千二百円の定額負担でした。これが現役世代の医療保険と同じように、かかった費用の一割をその都度、窓口で支払う(一定所得以上の高齢者は二割)、すなわち、定率負担に変えられたこと、これが今回の医療改悪の最大のポイントであります。  そもそも、一九八〇年代に行われた臨時行政調査会の行政改革による社会保障の切り捨てまでは、高齢者の医療費は無料でした。それが八三年の老人保健法制定で有料化され、月四百円から始まって、年々引き上げられてきました。しかし、それでも今までは定額負担でしたから、病院に行く前に財布をのぞいて五百三十円あれば、どんな検査や処置を受けようとも、それ以上の支払いの心配をすることなく、安心して病院にかかることができたのであります。ところが、これを定率負担にすれば、医師の診察、検査を受けて、最後に会計窓口に行くまで幾らかかるかわからないということになります。  また、一ヵ月の窓口支払い額の合計が上限額(一般高齢者の通院で月一万二千円)を超した分については、本人が申請すれば払い戻しされるという償還払い制度を導入いたしました。これは高齢者の実態を無視した冷酷な制度で、一割負担と立てかえ払いの二重の改悪は、ますます受診抑制につながることは必至であります。  以上申し述べたとおり、高齢者が受診抑制をすることによって、必要な医療も受けずに病状を悪化させるのではないかということが懸念されます。  以上の理由から議案第三六号に対する反対討論といたします。 (降壇) ○議長(戸田行徳君)  以上で通告による討論は終わりました。ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸田行徳君)  討論なしと認めます。討論を終わります。  これよりまず、議案第三六号延岡国民健康保険条例の一部改正を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の皆さんの起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(戸田行徳君)  起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第三七号延岡国民年金印紙購入基金条例の廃止を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸田行徳君)  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――― 〇 ―――――――――――――――――― ◎日程第八 1報告第三号 延岡市土地開発公社経営状況報告       2報告第四号 財団法人延岡総合文化センター経営状況報告       3報告第五号 財団法人延岡高齢者福祉協会経営状況報告       4報告第六号 株式会社ヘルストピア延岡経営状況報告       5報告第七号 有限会社延岡地区有機肥料センター経営状況報告       6報告第八号 有限会社延岡リサイクルプラザゲン丸館経営状況報告       7報告第九号 専決処分の報告 ○議長(戸田行徳君)  日程第八 報告第三号延岡土地開発公社経営状況報告外六件の報告を行います。  市長の報告を求めます。 〔市長(櫻井哲雄君)登壇〕 ○市長(櫻井哲雄君)  報告第三号から報告第八号は、地方自治法第二百四十三条の三第二項の規定により、同法二百二十一条第三項の法人について、各法人から本市に提出された書類に基づき、その経営状況を御報告いたすものであります。  まず、報告第三号は、延岡市土地開発公社経営状況報告であります。  初めに、平成十三年度の事業概要についてでありますが、主な事業といたしまして、延岡道路用地を初め、東海中学校用地等の先行取得を行い、また、あっせん等事業として、延岡インター線道路改良事業用地の取得を行うとともに、延岡道路用地等を処分いたしております。  次に、平成十四年度の事業計画につきましては、延岡道路、城山公園整備事業に係る用地取得が主なものとなっておりますが、今後とも、計画的かつ効率的な運営を図っていく所存であります。  なお、財務に関する決算諸表であります損益計算書、貸借対照表、財産目録等につきましては、お手元の資料のとおりでありますが、順調な経営状況を示しているものと判断いたしております。  次に、報告第四号は、財団法人延岡総合文化センター経営状況報告であります。  まず、平成十三年度の事業概要についてでありますが、文化センター並びに野口記念館の年間入場者数は合わせて約二十八万人であり、すぐれた芸術文化の鑑賞の機会や市民の文化活動、発表の場を広く提供することができました。また、自主文化事業といたしまして、劇団四季や宝塚歌劇、狂言、バーデン市立劇場オペラなどの招聘型公演八本、二百人を超す市民らが参加したひむかミュージカル「ウズメ2001」や延岡フィルハーモニー管弦楽団、のべおか「第九」を歌う会の定期演奏会など住民参加型公演四本を主催及び協賛しております。  本市からは、財務に関する決算諸表の示すとおり、平成十三年度、管理委託料として一億二千四百五十一万三千円を支出いたしております。  今後とも、地域文化の育成や掘り起こしに努めながら、より充実した事業展開を図っていくことといたしております。  次に、報告第五号は、財団法人延岡高齢者福祉協会経営状況報告であります。  当協会は、南・北老人福祉センターや岡富在宅介護支援センター等の運営など、高齢者福祉の事業を的確に展開するとともに、介護保険の事業者となり、本市の福祉サービスの一翼を担っております。また、各種福祉サービスの研究や先進的提言を行うとともに、本市からの委託事業や補助事業に積極的に取り組み、さらに県内の他の市町村に先駆け、住民参加型の在宅福祉サービスである「笑む笑むサービス事業」を行うなど、県内外で高い評価を受けているところであります。  事業推進に伴う委託金並びに補助金として、財務に関する決算諸表に示すとおり、本市から配食サービス事業委託金など合計三千八百二十一万四千三百八十円を支出いたしております。また、介護保険の報酬として、一億八百四十一万三百二十二円を支出いたしております。  次に、平成十四年度の事業計画につきましては、利用者の多様なニーズに対応するため、体制強化を図りながら、今後も同協会が本市における民間の高齢者福祉の拠点として、その機能を十分に発揮できるよう支援してまいる所存であります。  次に、報告第六号は、株式会社ヘルストピア延岡経営状況報告であります。  まず、平成十三年度の事業概要についてでありますが、今期は十一月二十三日に、オープン以来の入館者が二百万人を突破しましたが、長引く景気低迷と近隣温泉施設との競合等の影響を受け、入館者は前年を二万八百五十八人下回る二十二万三千三百七十九人となりました。また、これに伴う入館料及び飲食部門の収入減により、人件費等も含め経費削減を図ったにもかかわらず、二千一百四十八万四千円の経常損失を計上いたしております。  なお、当期の未処理損失につきましては、商法に基づき次期に繰り越しております。  今後、厳しい経営状況が続くことも予想されますが、「ヘルストピア延岡経営改善検討会議」の改善案も近くまとまる予定でございますので、今後、この改善策をもとに市民の健康増進とリフレッシュの施設、ヘルストピア延岡の経営正常化に向け、一層の経営努力を重ねてまいる所存であります。  次に、報告第七号は、有限会社延岡地区有機肥料センター経営状況報告であります。  当センターは、平成二年度から家畜排せつ物の収集と、それを原料として製造した良質な堆肥の販売を行うとともに、平成七年度からは、市が設置した家畜排せつ物処理センターの管理運営を受託しているものであります。  まず、平成十三年度の事業概要についてでありますが、原料処理費収入並びに製品販売額はいずれも前年度を下回り、財務に関する諸表の示すとおり、四百十万七千六百九十四円の黒字計上にとどまりました。  次に、平成十四年度の事業計画につきましては、製品販売目標額を四千五百万円とし、さらに経営の安定化を図っていく所存であります。  次に、報告第八号は、有限会社延岡リサイクルプラザゲン丸館経営状況報告であります。  ゲン丸館は、平成九年三月より資源ごみの処理を行い、再生資源として販売を行っております。  まず、平成十三年度の事業概要についてでありますが、搬入した資源量は四千百六十三トンでございまして、前年度に比べ若干減少しております。出荷額につきましては、資源製品の市場価格の低迷により、一千四百七万四千円と前年度より減少しておりますが、経費削減等の経営努力により、決算諸表に示すとおり、当期利益として、約八万円とわずかながら黒字を計上することができました。  平成十四年度につきましては、製品の販売価格が前年度より多少回復の傾向を見せておりますので、さらに、分別収集の徹底を図りながら、搬入量の増加に対応できる処理体制を整備し、経営の安定化に努めていく所存であります。  以上で延岡市土地開発公社ほか五件の経営状況の報告を終わります。  次に、専決処分について御報告申し上げます。  報告第九号は、和解及び損害賠償額を決定することにつきまして、地方自治法第百八十条第一項の規定により専決処分をいたしましたので、同条第二項の規定により、これを報告するものであります。  本件は、本年六月十二日午後二時ごろ、市道緑ヶ丘方財線で、路肩の除草作業中に、草刈り機が小石をはね上げ、市道を走行中の自動車の前面ボンネットが損傷した事故につきまして、相手方に対して二万七千七百七十二円の損害賠償金を支払ったものであります。  以上で報告を終わります。 (降壇) ○議長(戸田行徳君)  ただいまの報告について質疑に入ります。御質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸田行徳君)  御質疑なしと認めます。質疑を終わります。  以上で報告を終わります。 ―――――――――――――――――― 〇 ―――――――――――――――――― ◎日程第九 1意見書第三七号 地方税源充実確保に関する意見書(案)       2意見書第三八号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書(案) ○議長(戸田行徳君)  日程第九 意見書第三七号地方税源充実確保に関する意見書(案)外一件を一括議題といたします。  提出者の提案理由の説明を求めます。
    〔一一番(山田良市君)登壇〕 ○一一番(山田良市君)  ただいま議題となっております意見書第三七号及び意見書第三八号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  まず、意見書第三七号地方税源充実確保に関する意見書(案)についてであります。  地方財政の現状は、景気の低迷による税収減や国の景気対策に伴う公債費負担の増加などにより、平成十四年度末の借入金残高が百九十五兆円に達すると見込まれるなど、危機的な状況が続いております。  その一方で、少子・高齢化の進展に伴う地域福祉施策の推進、循環型社会の構築に向けた環境施策の推進など、地方公共団体は多様化する住民の行政需要に取り組んでいく必要があります。  このような状況の中で、地方分権の一層の推進を図るため、固定資産税の評価がえに際しての現行水準堅持や税収の安定確保を図ること、また、法人事業税へ外形標準課税を導入することなど、地方税財源の充実確保を強く国に要望するものであります。  次に、意見書第三八号義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書(案)についてであります。  国においては、公立義務教育諸学校の事務職員及び栄養職員の給与費に対する国庫負担制度の見直しが検討されているようであります。  そこで、義務教育の機会均等と教育水準の維持向上を図り、地方財政の安定確保のため、本制度の現行水準の維持を政府に要望するものであります。  以上、意見書案及び提出先につきましては、お手元に配付しております案文のとおりでございます。  よろしく御審議の上、御賛同いただきますようお願いいたします。 (降壇) ○議長(戸田行徳君)  これより質疑に入ります。御質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸田行徳君)  御質疑なしと認めます。質疑を終わります。  お諮りいたします。  この際、本二件については委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸田行徳君)  御異議なしと認めます。よって、本二件については委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより一括討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸田行徳君)  討論なしと認めます。討論を終わります。  これより意見書第三七号地方税源充実確保に関する意見書(案)及び意見書第三八号義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書(案)の二件を一括採決いたします。  本二件は原案のとおり決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸田行徳君)  御異議なしと認めます。よって、本二件は原案のとおり決定いたしました。 ―――――――――――――――――― 〇 ―――――――――――――――――― ◎日程第十 請願及び陳情の処理 ○議長(戸田行徳君)  日程第十 請願及び陳情の処理を行います。  お諮りいたします。  都市建設委員会に付託されております請願第一五号市道二二〇四号佐野ヶ内線の舗装並びに道路拡張整備について及び経済環境委員会に付託されております請願第一四号暫定セーフガード発動三品目の本発動と他品目のセーフガード発動を求める意見書の提出についての二件は、お手元の報告書のとおり、請願者から取り下げの申し出があっております。請願二件については、これを承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸田行徳君)  御異議なしと認めます。よって、本二件については、取り下げを承認することに決定いたしました。  お諮りいたします。  昨年九月定例会及び今期定例会において、福祉教育委員会経済環境委員会並びに広域行政対策特別委員会に付託されております請願一件、陳情二件については、お手元に配付いたしております申し出書のとおり、各委員長からそれぞれ継続して閉会中審査をしたい旨の申し出がありました。委員長の申し出のとおり承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸田行徳君)  御異議なしと認めます。よって、請願一件、陳情二件については、委員長の申し出のとおり承認されました。  お諮りいたします。  各常任委員会委員長から、特定の所管事務調査のため、お手元に配付いたしております一覧表のとおり、閉会中継続調査の申し出がありました。本申し出を承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸田行徳君)  御異議なしと認めます。よって、本申し出は承認されました。  次に、議員派遣についてお諮りいたします。  地方自治法第百条及び会議規則第百六十一条の規定により、今後予定されている議員派遣については、お手元に配付しております議員派遣一覧表のとおり決定いたしたいと思います。なお、閉会中に議員派遣の必要が生じた場合には、議会運営委員会においてこれを協議し、議長において派遣の決定をしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸田行徳君)  御異議なしと認めます。よって、お手元の議員派遣一覧表のとおり議員派遣を行うことに決定いたしました。  なお、前期六月定例会以降に議長において決定し、実施した議員派遣については、お手元の議員派遣一覧表のとおり報告いたします。  以上で今期定例会における付議事件の審議はすべて終了いたしました。  これをもって第二十四回延岡市議会定例会を閉会いたします。 午前十一時零分 閉会...